お客様との関係向上に繋がる!顧客管理ツール10選

はじめに

営業・マーケティングにおいて、顧客と継続的に取り引きし既存顧客への継続利用やリピート購入を促すことは、売上の安定につながります。そのために、顧客データを活用した営業活動は不可欠であり、顧客との良好な関係をいかに築けるかが重要です。

しかし昨今では、技術の発達や時代の変化に伴って、顧客一人あたりの情報量は急激に大きくなってきています。すなわち、顧客一人一人へのきめ細やかな対応をする難易度が極めて高くなっていると言えます。

そこで本記事では、顧客との関係構築に大いに役立つ「顧客管理ツール」を10選にまとめてご紹介します。ツールごとにそれぞれのポイントも記載しておりますので、ぜひご参考になさってください。

顧客管理ツールとは?

顧客管理ツールは、CRM(Customer Relationship Management)とも呼ばれ、顧客情報を一元管理することで、顧客との関係性を維持・向上させるために開発されたツールです。

このツールを使用することにより、顧客情報の保管のみならず、顧客ごとに対応した効果的な施策を打つことが可能になり、顧客との良好な関係の持続を期待できます。

顧客管理ツールの選び方

顧客管理の基本的な機能には以下の6つがあります。

  • 顧客の基本情報管理

    :個人の顧客の場合は氏名、住所、電話番号、性別、年齢など、法人の顧客の場合は会社名、部署、所在地、連絡先、担当者などの基本的な情報を登録・管理する

  • 見込み顧客管理

    :企業への問い合わせ、セミナーや展示会の来場者情報など、見込み(潜在)顧客管理を管理する

  • 登録情報の名寄せ

    :既存の顧客情報に重複がないか名寄せを行い、顧客情報を重複なく管理する

  • 問い合わせ管理

    :顧客からの問い合わせ内容を日時や重要度、担当者などの項目ごとに整理し、顧客情報と結び付けて管理する

  • 取引履歴/契約管理

    :顧客ごとの取引履歴や製品・サービスに関する有償/無償の保守契約情報、および契約内容に応じた対応数・時間を管理する

  • ダッシュボード

    :顧客情報を可視化することでビジネスの状況を一目で確認できる

顧客管理ツール選びの際には、上にあげた基本的な機能のうち必要な機能が備わっているかを確認しましょう。その上で、付随している各ツールの独自のサービスや特徴が自社のニーズにあっているかどうかを見極めることが大切です。

顧客管理ツール10選

サスケlead

【特徴1】見込み客や潜在顧客の管理に優れている

見込み客の一元管理により、見込み客の興味検討レベルを正しく推察できます。優先度の高い見込み客はすぐにフォローし、その他の見込み客にはメールマーケティングを実施できます。さらにメールに反応のあった見込み客の情報を獲得し、フォローに活用できます。また、展示会や自社セミナーなどオフラインで獲得した名刺情報を見込み客情報として取り込み蓄積することも可能です。

【特徴2】営業フォローのための支援が充実している

クリック操作だけで顧客対応履歴の登録ができ、履歴入力をするだけでフォローの進捗状況に反映されます。また。営業担当がフォローアップの履歴を登録し、次のフォロータイミングのアラートを設定することで、漏れのないフォローアップが可能です。

また各施策の成果の可視化、案件ごとの進捗状況の管理や各営業が残した活動履歴がそのまま日報へいくなどの機能がシンプルに使えます。

【URL】https://www.saaske.com/

CustomerRings(カスタマーリングス)

【特徴1】顧客の分析・抽出に優れている

企業が持つ顧客情報や行動履歴など、顧客に関するあらゆるデータを統合、分析できます。そこから自由に条件を設定して顧客を抽出でき、実際の打ち手の実行までワンストップで実行することができます

【特徴2】経験値豊富だからこそできるノウハウの提供

サポートが手厚く、自走することをゴールとした運用開始までの支援や、使いこなすための運用定着支援、困ったときのためのオンラインサポート、FAQサイト、ユーザー向けサイトなどが充実しています。

【URL】https://www.customer-rings.com/

Knowledge Suite(ナレッジスイート)

特徴1】利用機能のカスタマイズが無料でできる

組織・権限による「見せる・見せない」設定が自由自在です。企業課題に合わせて最低限の機能で運用を開始し、定着具合に合わせて次のステップに必要な機能を追加料金なしで追加でき、運用の早期定着を実現できます。また、不必要な機能は非表示にもできるので、その自由度から独自の業務フローがある会社におすすめです。

【特徴2】簡単な操作で情報を更新できる

簡単な営業日報入力だけで商談案件を手間なく一元管理できます。また名刺管理と顧客台帳が連携しているため、手入力なしで顧客情報が最新に更新されます。

【URL】https://www.comsuite.co.jp/knowledgesuite/

eセールスマネージャーnano

【特徴1】機能を必要最低限に絞り価格を抑えている

わずか月額1,000円/人であるため気軽に導入しやすいです。機能は必要最低限であるため個人や少人数チーム向けのツールです。

【特徴2】充実したサポート

稼働直後にあるよくある課題を、導入から定着まで専属チームが目的達成にむけ伴走してくれます。万全のフォロー体制で、徹底したサポートを提供しています。

【URL】https://www.e-sales.jp/products/nano/

Salesforce Sales Cloud(セールスフォースセールスクラウド)

【特徴1】営業支援が得意なAIを持つSalesforceだからこその業務効率化

営業データを集約して、コスト削減と業務の効率化を実現します。特定の規模を超える商談のワークフロープロセスを簡単に最適化でき、商談がセールスパイプラインの様々な段階を通過する時には自動でメールアラートを策したり、自動割り当てしたりできます。

【特徴2】より多くの案件につながる取引管理

取引に関する活動履歴、主な連絡先、顧客とのやり取り、取引先に関する社内ディスカッションなど、顧客に関する情報をまとめて把握できます。また、Facebook、Twitter、LinkedInといったソーシャルメディアサイト上の情報を取り込むことも可能で、顧客の深いニーズを知ることができます。

【URL】https://www.salesforce.com/jp/products/sales-cloud/overview/

Senses(センシーズ)

【特徴1】誰でも直感的に使いこなせるデザイン

顧客に紐づく案件や行動履歴の他に、顧客の企業情報(企業概要、プレスリリース、有価証券報告書、財務情報)まで、顧客に関する社内外の情報が一元管理され非常に見やすいデザインです。また、チーム内や営業会議で共有する案件に関する進捗はカード形式で直感的に確認できます。

【特徴2】入力負荷が低い

普段から利用しているツールと連携することによって情報を一元管理し、入力作業や数値管理の負荷を軽減できます。生産性があがり高速にPDCAを回すことで、売上向上を目指すことが可能です。

【URL】https://product-senses.mazrica.com/

Zoho CRM  (ゾーホー)

【特徴1】営業目標達成まで丁寧にアシスト

営業チームが導入から定着までビジネスの現状や課題を丁寧にヒアリングし、要望ごとに提案をしてくれます。また基本操作・運用方法をしっかり学ぶことができ、24時間対応の安心サポートもついています。さらに顧客ごとに適したサポートを提案してくれるAIも導入されています。

【特徴2】多言語対応

Zohoは世界各国にオフィスとデータセンターを設置しており、世界中で活躍するパートナー企業がビジネスを支援してくれます。

【URL】https://www.zoho.com/jp/crm/

HubSpot(ハブスポット)

【特徴1】ビジネスの成長に合わせて拡張できる

HubSpotでは、無料ツールから3種類の有料エディションも提供しており、ニーズやビジネスの成長に合わせて選択することが可能です。

【特徴2】見込み客へのメールアプローチ

デバイスを問わずレイアウトが最適化されるプロ仕様のEメールキャンペーンを、だれでもすぐに作成できます。さらに送信相手がライフサイクルのどのステージにいるのか、どのリストに含まれているのかといったコンタクトレコードの情報を基に、Eメールの件名から添付ファイルまですべて自動でパーソナライズされます。

【URL】https://www.hubspot.jp/

GENIEE SFA/CRM(ジーニー)

【特徴1】シンプルな画面

親しみやすいシンプルな管理画面なので、「設定」「入力」「分析」が直感的にできます。

【特徴2】営業担当者以外もリアルタイムで状況把握

「会社」に紐づけるかたちで担当者情報、商談の案件管理、タスク管理、活動履歴を登録できます。これにより、その会社に対してどのようなやり取りをしてきたか、次にどのようなアプローチをすべきか、営業担当者だけでなく、顧客に関わる様々な担当者が瞬時に状況把握できます。

【URL】https://chikyu.net/

SATORI(サトリ)

【特徴1】匿名の見込み顧客へもアプローチできる

”名前のわかる見込み顧客”だけでなく、”匿名の見込み顧客”にも接点を創出することができます。Webサイト内の行動履歴を把握、興味関心の高い見込み顧客を発見し、アプローチすべき最適なタイミングを伝えてくれます。

【特徴2】導入も操作もシンプル

データベースの設計・導入作業をする必要が無いため、ウェブサイトに計測タグを埋め込むことで即日運用をスタートできます。またデザインはシンプルに構成されているため、経験の少ない初心者マーケターも安心して利用できます。

【URL】https://satori.marketing/

まとめ

いかがでしたか?顧客管理ツールのおすすめをそれぞれの持つ特徴と共に10選にまとめてご紹介しました。

強いセールスチームを作るため、顧客管理ツール導入のご検討はいかがでしょうか?ツール導入の際は、無料トライアル期間も活用しながら、自身やチームに合ったツールを検討してみてください。

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