セールスイネーブルメントツール10選
セールスの業務において、個々の情報管理はとても重要です。また、属人化しやすいセールスの業務をよりスケールさせるためには、個々人のタスク管理に留まらず、チーム全体のタスク管理、さらに誰がどのように仕事をしているのかを可視化していくことも必要です。
本記事では、セールスのタスクや業務管理のための一助となる「セールスイネーブルメントツール」をご紹介します。ツールごとにそれぞれのポイントも記載しておりますので、ぜひご参考になさってください。
イネーブルメントとは?
イネーブルメントとは、実際の「成果の変化」に向けて「やるべきことを明確化」して「できるようにする」こと、と考えられます。
中でも、営業組織を強化・改善するための取り組みを「セールスイネーブルメント」といいます。
セールスイネーブルメントには、大きく4つのポイントがあります。
営業ナレッジの体系化
営業活動において、コンテンツの管理は重要な要素です。セールステックツールを活用し、営業活動の可視化や効率化、営業担当者同士の連携強化をすることが可能になります。
提案内容の改善
セールス活動において、提案内容の振り返りは提案力を向上させるために重要です。内容の振り返りやフィードバックの効率化をする事で、営業担当者それぞれの提案力向上を図ることができます。
商談工数の削減
移動の時間が省けるオンライン商談が主流となっていますが、その分1日にいくつもミーティングが入ることも少なくありません。多くのミーティングを実施するために、商談準備の工数を削減できるツールを活用することをおすすめします。
案件管理の効率化
属人化しやすいセールスの業務をよりスケールさせるためには、個々人のタスク管理に留まらず、チーム全体のタスク管理、さらに誰がどのように仕事をしているのかを可視化していくことも必要です。
セールスイネーブルメントツール 10選
【営業ナレッジの体系化】
ナレッジワーク
CRM/SFA、ファイルストレージ、チャットツール、シングルサインオンなどのツールとシームレスに連携
専門性の高いコンサルタントが併走・支援
ナレッジワークは、営業力強化や営業生産性向上を一つのツールで実現できるセールスイネーブルメントツールです。システムの導入だけでなくセールスイネーブルメントの実現に向けたサポートも行っています。
【URL】https://knowledgework.cloud/
Handbook X(ハンドブック エックス)
アプリ1つで「ブック」が出来上がり、チームで共有可能
フリー版から利用可能
Handbook X は、営業活動、コラボレーション、フォローアップ活動を支援するデジタルコンテンツプラットフォームです。写真や動画、PDFファイル、Webサイトなどさまざまな形式のコンテンツをアプリにまとめて整理することで、ビジネスに必要なコンテンツを管理し、最適な活用へとつなげることができます。
【URL】https://www.handbookx.com/jp
HIGHSPOT(ハイスポット)
コンテンツ管理や特許取得済みのAIによる分析機能が充実
カスタマーサポートが24時間365日直接かつ迅速に対応
HIGHSPOTは、組織を強化するためのセールスイネーブルメントツールです。営業コンテンツを一括で保管するため、必要なコンテンツが探しやすく業務効率化につながります。
【URL】https://www.highspot.com/ja/
Bigtincan Hub(ビッグティンカン ハブ)
コンテンツIQと呼ばれるAI(人工知能)が全てのコンテンツの利用度を自動解析カスタマーサポートが24時間365日直接かつ迅速に対応
Hubの中にあるすべてのファイルやアクティビティに対してログを取得することが可能
Bigtincan Hubは、必要な時に必要な資料を取り出せるセールスイネーブルメントツールです。誰が、いつ、どのコンテンツを、どのくらいの時間見ていたかが分析できるため、利用度・閲覧度の高いコンテンツがわかります。
【提案内容の改善】
amptalk(アンプトーク)
Zoomと連携し商談を自動で書き起こしAIで会話の内容まで解析
SalesforceやSlackに内容を自動で連携することが可能
amptalkは、商談・電話自動書き起こし解析ツールです。商談の中で何のトピックが話されたのか可視化され定量化されるので、担当者の行動変容を効果的に促すことができます。
ACES Meet(エーシーズミート)
Zoom・Google Meet・Microsoft Teamsのいずれかで記録した会議が分析可能
Salesforceとの連携もできる
ACES Meetは、AIがオンライン商談の録画・書き起こしを行い、商談の内容や温度感を共有・解析できる営業支援AIツールです。表情や発言のAI解析により、会議の改善につながる指標がわかります。
【URL】https://meet.acesinc.co.jp/
ailead(エーアイリード)
Microsoft Teams, Zoom, Google Meet に対応
商談情報がSFAに自動で出力されるため、入力の工数を削減可能
aileadは、Web会議ツールやSFAと連携することで、AIが商談データを自動で収集・解析・可視化する、商談解析クラウドです。議事録作成や引き継ぎなどの記録・共有作業が自動化できます。
【商談工数の削減】
Magic Moment Playbook(マジックモーメントプレイブック)
連携ツールは CRM やメール・カレンダー、オンライン・電話ツールなど多岐に渡る
情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)の第三者認証基準である国際規格「ISO/IEC 27001:2013 / JIS Q 27001:2014」を取得
Magic Moment Playbookは、営業部門の行動に示唆を与えてくれるイネーブルメントツールです。プレイブックがやるべき案件を教えてくれるので、営業担当者は迷わずアプローチが可能になります。
【URL】https://lp.magicmoment.jp/magic-moment-playbook
Sales Doc(セールスドック)
2019年8月にリリースされて以来これまでに500社以上の企業が導入
Salesforceや自社サイトとの連携が可能なプランも
Sales Docは、資料が閲覧されたタイミングでリアルタイムでの通知が届くイネーブルメントツールです。資料を見ている顧客には自動でアポ打診のポップアップが表示されるなど、効率的なアプローチが実現できます。
【URL】https://promote.sales-doc.com/
Senses(センシーズ)
iPasSが対応している国内外1,000以上のサービス間で、大規模開発不要のノーコードでシームレスなデータ連携を実施
OCR機能を使えば名刺や議事録のスキャン、自動文字起こしが可能
Sensesは、入力自動化とAIの力で営業組織を成果に導くクラウド営業支援ツールです。AIが案件のリスク分析や類似案件を直接アドバイスします。
【URL】https://product-senses.mazrica.com/
【案件管理の効率化】
まとめ
いかがでしたか?セールスイネーブルメントツールの代表ツールを4つのカテゴリに分けて、それぞれの概要や特徴的な機能をご紹介しました。
強いセールスチームを作るため、ツール導入のご検討はいかがでしょうか?ツール導入の際は、無料トライアル期間も活用しながら、自身やチームに合ったツールを検討してみてください。